kamome-1991

生きることを問い続けるすべての同志たちに捧ぐ

霊性を間違えないでほしい

こんにちは。

 

真の霊性がいかに微妙で捉えがたいものであるか、その実際を知っている人は極々少数の人物に限られているのが現実です。

しかもその人物ですら、霊性についてきちんとした自覚を持っていない状態にある場合も少なくありません。

 

そもそも、ミーハーな連中には絶対に分からない。

 

真の霊性とは、誰も通らない藪の中を体を傷だらけになっても突き進み、恐怖の谷を越え、泥の沼を進み、月光に癒され、そして偶然他の旅人に救われ、、、

そんな終わりのない旅に出ている変わり者だけが見出す心の中の宝珠です。

 

これは親切で言いますが、

やれ光だとか、エネルギーだとか、幸せ法則だとか、そういった平易な感性に喜んでいる人たちは、自分が霊性という真の旅路の一歩すら踏み出していないことを自覚したほうが幸せです。

 

そういった感性が霊性の極めて初期段階の導入として優れているということは分かります。私にも同じ経験があるからです。

ある程度道を歩いていても、たとえば音楽によって大事なことを思い出したり、不要な想念から逃れたりすることができるものです。

 

しかし

皆さんにはそれで満足してほしくないのです。

この道を歩む事のできる人はごく限られていますし、それは今から100年後経っても同じことでしょう。

だからといって、霊性を語る人も、ただそういった思想を認知するだけにとどまる人にしても、霊性とはどのようなものであるかということについては、少なくとも、簡単な一般概念の中で処理できるようなものではないということは理解していただきたいと願います。

霊性とは、最も古くそして最も新しいものです。