kamome-1991

生きることを問い続けるすべての同志たちに捧ぐ

この世界の与えるもので満足してはいけない

こんにちは。

この頃私は、どうも世の中の成功の中に自由と平安があると思い込んでいました。

商売について色々なことを学びました。成功に至るための方法論をしこたま読み込んで、たとえば目標を紙に書いてそれを毎日声に出して読むなど、実践まではじめたところでしたが、しかしどうにもやる気が続かない。

自分はやる気と集中力が長続きしないだめ男だななどと思いながら、罪悪感を感じていましたが、どうやら長続きしない理由は別にあったようです。

 

いつもそうなのですが、私がある一定期間何かに熱中すると、必ずそこから引き戻されて、頭を冷やして大局的な見方をするように促されます。

 

 

ある程度世の中で生きる上での知識や考え方を吸収すると、引き戻されるように思います。

「必要な視座を見失わないように」と言われているかのようです。

 

実際思うのです。物理的な豊かさや、奨励される円滑な人間関係などが、わたしたちが本当に求めているものなのか、十分に、何度でも、真剣に検討されるべきではないかと。

もし仮にそれが正解であったとしても、慎重に検討されたことのないそれらは、十分に怪しいものです。

 

私は若い頃、霊的な視覚によってわたしたち人間の本当の姿を見せられました。

肉体の向こう側に見られたそれは、見た瞬間、自身の愛を喚起せずにはいられない、特別で普遍的で、超越的なものでした。

 

私たちは本当は、そのことをすでに知っている。

そのことに開眼した人物を、私はまだ見たことがありません。